現代アートがワカラナイ秘密
現代アートって、ワカラナイ。良く耳にする言葉です。現代アートが"わかる"ということは、何の説明もなしに「面白い」と感じられること。ここではそのワカラナイ秘密と、説明なしに直観的に「面白い」ものと思える「ワカルちゃう」ものとをご紹介します。
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"異"文化
SteveMcCurry_1.jpg
Uttar Pradesh, India, 1999, Steve McCurry

SteveMcCurry_2.jpgこれ(上)は、報道写真家スティーブ・マッカリー (Steve McCurry)の作品。
手前の力強い機関車と後ろにうっすら見えるタージマハールの対比が印象的です。

左の写真もインドで撮影されたもの。
赤い鮮やかなサーレで砂嵐から顔を守っています。
女性たちと周りを取り囲む背景の色の対比が見る者を引き込みます。

SteveMcCurry_3.jpg右のアフガニスタンの少女の写真は、彼の写真の中でも有名な作品です。


Rajasthan, India, 1983, Steve McCurry

1985年にNational Geographic Magazine の表紙を飾り、多くの人に強い印象を残しました。

当時はソ連がアフガニスタンを侵攻し、戦争の真っただ中。少女の表情からは、少し怖がっているような、でもそれに立ち向かおうとする強さを感じます。


Peshawar, Pakistan 1984, Steve McCurry


下の2つの写真も見る者を強く引き込みます。
SteveMcCurry_4.jpgSteveMcCurry_5.jpg
Bombay, India, 1996, Steve McCurry   Uttar Pradesh, India, 1999, Steve McCurry


スティーブ・マッカリー 曰く、
「ただ冗談なんか言いながら真の人として接して、信頼関係が築ければ、心を開いて応えてくれるよ。そうすれば喜んで写真を撮らせてくれる。そこには種も仕掛けもないと思うよ。多くの人がする間違えっていうのは、彼らを自分とは違う人と捉えていることなんだ。だけど、一度打ち解ければ、彼らは僕らと一緒。ただ偶然、野原で働いていたり、僧侶として修道院で働いているだけ。僕が面白いなと思うのは、僕らは皆違うルールに沿って生きていいるけど、結局同じ人間なんだ。僕らは皆、同じ。ただしきたりが違うだけ。僕らは違うものを食べて、違うところに住んで、違う言葉をしゃべるだけなんだ。」
"If you can just relate to people as real people and establish some rapport, whether you joke around with them or whatever, people respond and open up, and are happy to be photographed. I don’t think there’s any mystery or trick about it. I think a lot of times the mistake people make, is that they see these people as different. But once you break that ice they’re like anybody else. They just happen to be working in a field or as a monk in a monastery. The thing that fascinates me is that we’re all playing these different roles but we’re all part of the same human race. We’re the same, but we do things in different ways. We eat different food live in different houses speak different languages."
(Interview STEVE McCURRY: CAPTURING THE FACE OF ASIA by C.B.Liddell, 20 JUNE 2007)

僕らはみんな同じ人間。ただ従っているルールが違うだけ。
頭では分かっていても、これに実感が湧かないのは、毎日耳にする報道によって誇張された情報のせいでしょうか。多くの文化に触れることは、この考え方に実感を持たせるためにも大切なのかも知れません。

参考サイト
Steve McCurry ←すごく印象的な作品がまだまだあります!
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[2008/03/25 21:19] | 報道写真系 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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プロフィール/Profile

ラサ

Author:ラサ
2年間のNY生活を経て、現在、東京在住。日本人の現代アーティストを海外に向けて紹介するサイトAZITOを運営しています。
2000年にNYのギャラリー作品を見て「すごい!」と衝撃を受けて以来、どうにかこの面白さをできるだけ多くの人に伝えたいと思い、日々試行錯誤しています。
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